冬季に入り寒さが増すなか、当消防本部管内でもストーブによる火災が急増しています。
下記のような対策をして、火災を予防しましょう。
布団、衣類、雑誌などの可燃物が電気ストーブの近くに置いてあると、ふとしたはずみで可燃物がストーブに接触し出火する恐れがあります。
化粧品や塗料、殺虫剤などのスプレー缶や引火性の溶剤を使った接着剤などは、引火や爆発の危険があるので、ストーブの近くで使用してはいけません。
ストーブをつけたまま寝ると、寝返りをうった際などにストーブに布団が接触し出火する恐れがあります。
給油をする際には、必ずストーブを切ってから行ってください。
また、給油の際にこぼれてしまった灯油をそのままにしておくと、引火して火災になる恐れがありますので、すぐに拭き取ってください。
石油ストーブのカートリッジタンクに灯油を補給した後、口金を完全にしめ付けないまま石油ストーブにセットしようとしたため、口金が外れ、漏れた灯油がストーブにかかり出火するケースが多く発生しています。
ストーブは、壁、カーテン、ふすま、障子などから十分な距離をとってください。
ストーブの上部や周囲に洗濯物を干さないでください。
気づかないうちに、ストーブに落下したり接触して出火する恐れがあります。
ガソリンや軽油を、灯油と間違えてストーブに給油し、火災になる事例がおきています。
ストーブによる出火原因の多くが、使用方法の誤りや不注意によるものです。
ストーブ等の暖房器具の正しい取り扱いについて、今一度確認してください。