初期消火
我が家から火事はださない
こっそり一人で消そうとしない。大声で応援を求めてくいとめよう。
初期消火とは私たち自身が、消火に立ち向かうこと
私たちが立ち向かえる火事
- 天井に燃え移っていない火事。
- 出火から3分くらいまでの火事。
(火は、勢いを増すとあっという間に燃え広がります。そこまでのおよその時間は5~7分間です。)
初期消火の備え
出火を発見したら
- 大声で知らせる。
家族や近所に「火事だーっ!」と呼びかける。そうしながら消火活動。
- 知らせの声を聞いたらすぐに119番へ通報する。消火器や水を持ってかけつける。
消火器の操作
落ち着いて操作できるように、消火訓練や防災訓練で実際に体験しておきましょう。
機転をきかせ、時間を空費しない
- 「消火器」「水」と固定観念にとらわれて、消火器をさがしたり水道の水を貯めたりして時間のロスをしないことが重要です。
- 毛布などの夜具をとっさに火にかぶせて空気(酸素)を遮断する「火を窒息させる」方法もあります。
- とっさにペットボトルの水、ポットの湯、冷蔵庫の牛乳やジュース、鍋の汁など手近の水分をかけても効果があります。
- 多少でも火勢を弱めておいて、そのあとで消火器や水で本格的に確実に消火します。
消火の深追いは禁物
- 煙には有毒ガスが多量に含まれているので、吸い込むと昏倒し、死に至ります
- 煙を吸わないためには、消火の深追いをしないこと
- 煙が増えてきたら脱出
060