• ういてまて教室

「浮いて待て」という言葉を聞いたことがありますか?

 「浮いて待て!」とは、衣服を着たまま無理に泳がず、救助されるまで仰向けで力を抜き、大の字で漂流する対処方法です。それを子どもが実行して、救助された事例もあります。
 毎年レジャー等による水難事故が数多く発生しており、老若男女関係なく尊い命が犠牲となっています。実は水泳中の事故で亡くなる人より、衣服を着た状態での水の事故で亡くなる人が多数を占めます。なぜなら、衣服を着た状態で水に落ちるなどと想像もしておらず、パニックになり溺れてしまうからです。

小学校を対象とした「ういてまて教室」を開催しています。

 当消防本部では、平成30年度から坂戸市、鶴ヶ島市内の小学校を対象とした「ういてまて教室」を開催しています。「ういてまて教室」とは、着衣水泳のように着衣状態で『泳ぐ』ための技術に重点を置いたものではなく、『浮く』ための技術に重点を置いた講習会となっています。
 着衣状態の方が実は浮きやすいということを体験してもらい、浮く技術を身に付けてもらいます。万が一事故に遭遇した際、『浮いて助けを待つ』ことを理解し、実践できるようにします。

一人でも多くの人にこの技術を学んでもらい、水難事故での救命率の向上に繋げるため、「ういてまて教室」を受講しましょう。

  • 浮いて待て画像
  • 浮いて待て

開催の申込み

坂戸市、鶴ヶ島市内の小学校等を対象に、当組合の職員を派遣し講習を開催します。各学校の授業内容等に合わせられるよう、45分、60分、90分、105分のプログラムを準備しています。

お問い合わせ先

坂戸消防署救助担当(049-281-3494)

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